あなたが今お使いの環境で、次の文章を変換してみてください。
なーんにも手を加えていない状態のFEPで文章変換を試してみたところ、次のようになってしまいました。
かなりの壊滅ぶりです。このままではかなり苦労しますね。岡野史佳世界を満喫するには、やっぱり気持ちよく変換作業をしたいところ。この例題、正しくは、
―― でなければいけません。そこで用意したのが、「岡野用語の強化辞書」 です。辞書登録しておけばもう大丈夫!
強化辞書を導入することにより、「ドリーと水結が海晶珠を捜しにジャッキーを連れてトイズ・ヒルを出発した」という難易度の高い文章だって変換できるようになります。 岡野史佳作品に登場する人物名・地名・作品名を網羅的に登録しています。
Fresh 5.0 からは、戸籍機能 (出典検索) を組み込みました。フォクスグローブ村のニレの木のつもりで 「まりー」 と入力された場合には、『マリー(銀の贈りもの)』 が表示されますので間違いを防ぐことができます。 「まりい」ならば、ちゃんと 『マリイ(ハッピー・トーク)』 が現れます。
この機能を利用するためには、下の名前 (ファーストネーム) を入力してください。例えば「ことり」なら、
が候補に出てきます。
LHAで圧縮されています、と言われて理解できる方はアーカイブ形式(.lzh)でどうぞ。2つの経路を用意しています。
個別の辞書をダウンロードすることもできます。それぞれ、ブラウザーの機能を利用して保存してください。
なお、“Shift-JIS”で表示しなければ文字化けしてしまいます。Netscapeであれば[表示]−[文字コードセット]で、IEであれば[表示]−[エンコード]で、Operaでは[表示]−[エンコードメニュー]−[日本語]で、それぞれ確認のうえ保存してください。
[辞書ユーティリティ] を起動して [一括処理] を選択し、[単語ファイル] に “fdic5atk.txt” を指定して [登録] します。 Windowsでも Macでも 手順は同じです。
[辞書ツール] を起動して、[ツール]−[テキストファイルからの登録]を選択し、“fdic5msi.txt” を指定してください。
上部右手の[鉛筆メニュー] から [単語登録/辞書編集]を選択し、ことえり単語登録を起動します。次いで、左上にある[辞書]から[テキストや辞書から取り込む]とたどり、先ほど保存しておいた “fdic5kte.txt” を指定してください。
[鉛筆メニュー] から [辞書を開く] で [ユーザ辞書] を選択したのち、[ファイル/辞書を取り込む] で “fdic5kte.txt” を指定してください。
WindowsXp日本語版+ATOK14 で開発を行っております。そのため、他の環境でお使いの場合にはエラーの出る量が多くなります。これは、出荷時点で登録されているシステム単語の量が異なることによるものであり、障害をもたらすものではありません。
ATOK の場合、地名や擬態語などもすべて「固有名詞・その他」 扱いにしています。 MS-IME の場合には、すべて「名詞」扱いになります。ことえりでは、「普通名詞」として扱います。
「ラヴェンダーの軌跡」など、“v”を用いる語句は曲者です。JISでは「う゛」を表す単独の文字コードが無いので、入力に用いる読みの扱い方がまちまちなのです。特に、MacOS X 用のものは私の環境では編集することができません。つまり、完全対応は困難です。
そこで代替策として、“v” を “b” に置き換えたものも用意するようにしました。先の例ですと、「らべんだー」も読みとして設定してあります。
版が繰り上がる際に抹消/変更している語句があります。特に“Fresh 5.3”より前のものについては多くの誤植が紛れ込んでおります。お手数ではありますが、旧版のファイルを使って一括削除してから、新版を組み込んでいただけますようお願いいたします。
これは法律上の2次著作物の一種ですから、筆者にもちょっとだけ著作権が発生するのですが、権利主張はしませんので、どうぞご自由にお使いください。でも、商用化するなら分け前ほしいです(笑)
他のFEPへの移植など、修正をされたファイルを公開することも自由に行ってください。ご連絡いただければ幸いですが、条件ではありません。
公開にあたり、語句の遺漏を たてにょん編著「岡野史佳エンサイクロペディア」(1999年、Studio Planet-A刊) で確認しました。
他にも似たようなことやっている人がいます。
拙作の姉妹品もご利用ください。
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